
先日、上の本を読んでいた時のこと。
「うわー、たねから、双葉になって、めしべに・・・・」
いろいろなしょくぶつの成長の様子が絵に描いてあって、
楽しく息子と読んでいた。
多くは、たねからのものであったが、
途中、じゃがいもが出てきた。
「あら、種じゃないね〜」なんて私が声をかけると、
「知っとうよ、だってじゃがいもうえ、やったことあるもん」と息子。
あ、そうやった。。。
保育園時代、じゃがいもやさつまいもをうえ、
収穫したり、できなかったり(イノシシに食べられた。。。)、
彼らは既に経験済みだった。
種芋の存在を知っているのだ。
先行体験のゆたかさとは、こんなことなのかなあ。
なんとなく嬉しかった。
保育園さまさま。
家庭でも大事にしたいものだ。
慌てて、すっかり忘れていた朝顔の種をまきました。
ははは。。。

「たんぽぽ」
甲斐信枝(著)/金の星社
たんぽぽの季節。
というより、私にとっては、たんぽぽのわたげの季節。
わたげを見ると、思い出すなあ。。。
昨年、我が家はこのわたげが、歩くきっかけになった。
息子と一緒にわたげとばしをするために、
早く起きて、自転車から徒歩に変え、
毎日せっせととばしたものだ。
子どもは、たんぽぽのわたげを見ると、走り出す。
そして、ふう〜〜〜っととばす。
何度も何度も同じ事をする。
私も、なんだかおだやかな気持ちになる。
あの時、息子はこう言っていた。
「お母さんと一緒に行かれんけん、
小学生になりたいけど、なりたくない!!」
張り切っていた年長児、大きくなることを楽しみにしつつ、
いろんな気持ちを感じていた。
いつまでこんなかわいいことを言ってくれるのか。。。
と思いつつ、私は嬉しかったな。
今、息子は小学1年生。
元気にお友達と通っている。
たんぽぽの花のように、地にしっかり足をつけ、
わたげのように柔軟に過ごしたい。
心地よいこの季節、また一緒に散歩しようかな。

「ババールのこどもたち」
ジャン・ド・ブリュノフ /作
やがわすみこ/訳(評論社)
ちょっと気にいった本があると、必ずシリーズを読破したくなる息子、
同じような内容で親的にはしんどかった「トーマス」シリーズにはじまり、
「おさるのジョージ」、「チム」等々を読み、
今は、「ぞうのババール」の4巻目、この本を読んでいる。
先日、息子から「お母さんは、こども、欲しいと思った?一人でいいと思った?」
と唐突に聞かれた。
私の友達に3人目の赤ちゃんが授かったこと、またこの本を読んで、
彼なりにいろいろ思うことがあったのだろう。
私の気持ちを聞いて、「ふ〜ん」であった。
この4巻目は、こどもが生まれる前のそわそわしてたババールの心情、
生まれてからハプニング続きの育児等が描かれていて、
なんか親的にも重なることがたくさんあった。
息子は、ああっとか言いつつ笑いつつ。
そして、最後のババールの言葉は、
子をもつ親の、
私の気持ちそのものでした。

「ともだち」
谷川俊太郎(文)
和田誠(絵)/玉川大学出版部
この本を読んで、そういえば思い出した。
学童保育が始まったばかりの頃、
息子は、張り切って雲底をしていたら、
ちょっと手が滑って、
雲底から落ちてしまったらしい。
とっても痛くって、泣いてしまったという。
いろいろな人が声をかけてくれたが。。。、
「あのね、○○くんがずーっと最後まで
おってくれたと、○○くんだけやったと」
と教えてくれた。
慣れない環境での出来事、どんなに嬉しかったであろう。
私もとても嬉しかった。
これからいろんな事が起こるだろう、小学生。
この気持ちを忘れないで、そう心の中で思った。
この本は、とても奥深い。
息子は、詩を感じとっているだろうか。。。?
本を読み終えて、
親子揃ってうるっとなっていた。

「いろいろへんないろのはじまり」
アーノルド・ローベル(作)
まきたまつこ(訳)/冨山房
アーノルド・ローベルの「ふくろうくん」が好きな私。
作者と題名にそそられ、図書館で手に取った本。
昔、色のない時代があって、魔法使いが、
最初は青、次は黄色、その次は赤の世界をつくりだす。
でも、一つの色だけでは、なんだか心地よくない。。。
「これ、おもしろいね〜」と息子。
読み進めると、
「へんな顔しとう〜」とか、
「黄色は、まぶしいよ」とか、
くすっと笑いながらも、集中していた。
いろいろな色があるって、なんて素敵なことだろう。
色に対して、ちょっぴり無頓着な私でさえ、
薄ピンクの桜と青々した緑と、季節の移り変わりはとても楽しめる。
それを見ると、なんだか目尻が下がる。
ちなみに、私はautumncolorだとか。。。
微妙な秋の色も楽しめそうだ。